「会社を辞めたい」
「退職理由で多いのって何?」
「嘘でも良いから、引き止められない退職理由を知りたい」
と気になっていませんか。
他の人がどんな理由で退職、転職をしているのか気になる人も多いですよね。自分の理由で、会社を辞めても良いのか、迷っている人必見です。
この記事では、
- 本当の退職理由を伝える必要はない
- 会社別退職理由ランキング
- 建前の退職理由ランキング
- 引き止めにあいにくい理由
などを分かりやすく解説しています。
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本当の退職理由を伝える必要はない
退職理由で嘘をついて良いか、迷いますよね。本当のことを言って、引き止めにあったり会社と揉めたりしたくはありません。
エン転職の調査によると、退職報告の時に4割以上の人が会社に本当の退職理由を伝えなかったと回答しています。
この調査では、10,432名の人にアンケートをとっています。約4,000人以上の人が、本当の退職理由を伝えずに会社を辞めているということです。
たしかに、職場の人間関係や給与が悪いを理由に退職するのは気まずいです。最悪の場合は、改善するからと引き止められてしまいます。
少しでもスムーズに退職するためにも、必要であれば嘘の退職理由を使って会社を辞めましょう。
【最新版】会社別の退職理由ランキングトップ10
退職理由については、いろいろな機関がさまざまな手法でアンケート調査を行っています。
こちらでは、
- 厚生労働省
- 転職・求人doda
- エン転職
が行なったアンケート調査結果を紹介します。
1.厚生労働省による調査
厚生労働省が2023年発表した調査結果を紹介します。自己都合で会社を退職した人が、全体の75.5%と高いです。
気になるランキングトップ10を確認してみましょう。
1位 満足のいく仕事内容でなかったから
2位 労働条件が良くなかったから
3位 賃金が低かったから
4位 会社の将来に不安を感じたから
5位 人間関係が上手くいかなかったから
5位 能力・実績が正当に評価されなかったから
7位 他に良い仕事があったから
8位 いろいろな会社で経験を積みたかったから
9位 雇用が不安定だったため
10位 結婚・出産・育児のため
1位は、「満足のいく仕事内容でなかったから」でした。転職が当たり前の時代なので、やりがいを求めて退職をする人もいるようです。満足のいく仕事内容でないため、退職する人は比較的に若い年齢が多いです。
性別や年齢によって、退職理由ランキングは変わります。こちらでは、総合ランキングを紹介しています。気になる方は、他のランキングも確認してみてくださいね。
2.転職・求人doda
次に、大手転職サイトdodaが、2023年3月20日に発表したランキングです。
1位 給与が低い・昇給が見込めない
2位 昇進・キャリアアップが望めない
3位 社内の雰囲気が悪い
4位 尊敬できる人がいない
5位 業界・会社の先行きが不安
6位 スキルアップがしたい
7位 人間関係が悪い/うまくいかない
8位 会社の評価方法に不満があった
9位 肉体的または、精神的に辛い
10位 労働時間に不満(残業が多い・休日出勤がある)
Dodaのアンケートは前回のランキングと比較できるようになっています。1位と2位は前回と変わりません。4位の尊敬できる人はいないは、前回の10位から大きくランキングを上げています。
3.エン転職
こちらも、大手転職サイトエン転職の結果です。こちらは2022年に、1万人アンケートをとっています。こちらでは、会社に伝えなかった本当の退職理由を紹介します。
1位 職場の人間関係が悪い
2位 給与が低い
3位 会社の将来に不安を感じた
4位 社風・風土が合わない
5位 評価・人事制度に不満があった
6位 仕事内容が合わない
7位 残業・休日出勤が多かった
8位 福利厚生他、待遇が悪い
9位 新しい職種にチャレンジしたい
10位 別の職種にチャレンジしたい
が、エン転職のランキングトップ10でした。2019年のランキングと比較すると、大きく変動しているのが分かります。人間関係が悪かったは、前回4位でした。7位〜10位も大きく変わっています。
ちなみに、2019年の結果は以下のとおりです。
1位 やりがい、達成感がない(41%)
1位 給与が低い(41%)
3位 企業の将来性に疑問を感じた(36%)
4位 人間関係が悪かった(35%)
5位 残業や休日出勤など拘束時間が長かった(26%)
5位 評価や人事制度に不満があった(26%)
7位 自分の成長が止まった、成長の実感を得られない(24%)
8位 社風や風土が合わない(22%)
9位 業界や企業の将来性が不安(16%)
10位 やりたい仕事ではなかった(15%)
ぜひ比較してみてくださいね。
【建前編】退職理由ランキングトップ10
会社を少しでもスムーズに退職するために、建前の理由を伝える人が多いです。エン転職の調査によると、転職者の2人に1人は本当の退職理由を企業に伝えないそうです。
円満に会社を辞めるためにも、転職を成功させるためにも建前は大事。
建前の退職ランキングトップ10を紹介します。
1位 キャリアアップしたかった
2位 専門スキルや知識を発揮したい
3位 会社の将来に不安を感じる
4位 今後成長できるイメージが持てない報酬をあげたい
5位 社内で希望する部署・仕事に異動できない
6位 会社のビジョンや方向性に疑問を感じる
7位転勤・異動を言われた
8位ライフステージの変化に応じて働き方を見直したい
9位 職場の人間関係が合わない
10位 評価に納得できない
本音ランキングとは、大きく異なります。この他にも、引き止められにくい結婚や家庭の事情を理由に退職する人も多いです。
【おすすめ】引き止めに愛にくい退職理由3選
退職するなら少しでもスムーズに辞めたいですよね。揉めると、体力的にも精神的にもつらいです。引き止めにあって、最悪の場合は退職できないこともあります。
そうならないためにも、こちらでは引き止めに合いにくいおすすめの退職理由を3つ紹介します。
- 転職先が決まっている
- 家庭の事情
- 病気
それぞれ詳しく確認しましょう。
1.転職先が決まっている
退職時期を交渉されたくない場合は、転職先が決まったと伝えるのも良いでしょう。すでに勤務開始日が決まっている場合は、調整が難しいため時期の希望も通りやすくなります。
転職を考えた理由を聞かれることもあるので、想定しておくといいでしょう。もともと興味がある分野だった、新しい業界に挑戦したいなどポジティブな理由を用意しておくのがおすすめです。
また、具体的な社名や業界は伏せておきましょう。万が一、名前を出した職場で働いている方が知人にいると嘘がバレる可能性があるからです。
2.家庭の事情
家庭の事情も引き止めにあいにくいです。
- 子供の都合
- 親の介護
- パートナーの転勤
など、退職せざる得ない理由は様々です。また、詳しく事情を聞かれにくいです。
聞かれても良いように、ある程度の設定は作っておきましょう。ただし、聞かれていないのにベラベラしゃべると嘘を疑われてしまうので要注意です。
3.病気
仕事が理由で体調を崩してしまった場合は、体調不良を理由に退職しましょう。
退職を伝える際に、医師の診断書があるとより効果的です。会社もあなたの体調が悪化してしまう可能性があるため、無理に引き止めることはありません。
体調不良の原因が仕事によるものだと思われる人は、早急に退職してください。
退職後は失業保険の申請を忘れずに
退職すると、しばらく転職活動をしなければなりません。その間の生活費についても考えておく必要があります。
このとき、失業保険があなたを助けてくれるでしょう。退職前の2年間に12か月以上雇用保険に入っていた方は、「失業保険」の申請ができます。うつ病や長時間労働、転勤などでやむなく退職した場合、要件が緩和されて退職前の1年間に6か月以上雇用保険に入っていたら失業保険を受け取れます。失業保険を受け取れると、安心して転職活動できるので、ぜひとも受給してください。
ただ失業保険の手続きは手間がかかり複雑なので、自分でするのは大変です。面倒で申請せず放置してしまう方も少なくありません。せっかくの権利なのに、大変もったいないといえます。
そんなときには社会保険給付金サポートサービス(失業保険給付金サポート)を利用しましょう。専門家がアドバイスや支援をしてくれるので、簡単に給付を受け取れます。
せっかく国が用意してくれている失業保険の制度です。上手に活用しながら、転職活動を成功させましょう。
【結論】嘘の退職理由で辞めても良い
ランキングにもありましたが、本当の理由ではなく建前の退職理由を伝えて辞めている人も多いです。
- 人間関係の悪化
- 給与への不満
- 福利厚生に満足していない
など、会社に伝えにくい場合は嘘の退職理由を伝えましょう。少しでも円満に退職をして、転職する方が気持ちも楽です。また、転職する企業によっては、現在働いている会社と繋がることもあります。
将来の自分のためには、どうやって退職するのが1番良いか考えてくださいね。