傷病手当金の申請方法・手順を完全ガイド|必要書類・書き方・提出までの流れを解説

傷病手当金の申請は、仕組みや書類が複雑な分、つまずきやすいポイントが多い制度です。

この記事では、制度の細かい説明ではなく、「傷病手当金支給申請書の書き方や提出方法」に特化して解説します。

「書類がややこしくて手が止まっている」「会社や病院に何を頼めばいいかわからない」という方は、このページの順番どおりに進めれば、そのまま申請までたどり着けるように構成しています。

なお、制度の仕組みそのもの(条件・金額・不支給リスクなど)をまとめて知りたい方は、以下の“全体ガイド”を先に読むのがおすすめです。

【2025年最新版】傷病手当金のすべて|退職後にもらえる条件・金額・申請・不支給対策・副業リスクまで完全ガイド

※本記事は、健康保険・雇用保険制度に精通した編集チームが、協会けんぽ・厚生労働省・日本年金機構などの公的情報を参照して作成しています。

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傷病手当金の申請はいつ・どこで行う?

傷病手当金の申請は、「いつ申請するのか」「どこに提出するのか」を理解しておくとスムーズに進みます。
まずは全体の流れをシンプルに確認しておきましょう。

申請のタイミング

初めて申請するときは、連続する3日間の休業(待機期間)を満たし、4日目以降も働けなかった場合に提出できます。
その後は、1か月ごとにまとめて申請する“後払い形式”となり、毎月の継続申請が必要です。

提出ルート

申請書の提出先は、在職中か退職後かで異なります。

在職中の場合

病院(医師の記入) → 本人記入 → 会社(事業主欄の記入)→ 健康保険組合(または協会けんぽ)

会社が書類を取りまとめて提出してくれるのが一般的です。

退職後の場合

病院(医師の記入) → 本人記入 → 健康保険組合(または協会けんぽ)

退職後は会社の記入欄が不要になるため、自分で直接提出します。

参照:全国健康保険協会「傷病手当金」

在職中であれば勤続年数に関係なく申請できますが、退職後に受け取る場合は加入期間の扱いが注意点になります。
入社1年未満のケースについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

入社1年未満でも傷病手当金はもらえる?条件や退職後の注意点を徹底解説

申請に必要な書類一覧と入手方法

傷病手当金を申請するためには、いくつかの書類をそろえる必要があります。
やや複雑に見えますが、基本的には「申請書+必要に応じて会社の資料」というシンプルな構成です。

ここでは、どんな書類が必要で、どこで入手できるのかを整理します。

申請に必要な書類一覧

まず、申請の際によく使う書類は次のとおりです。

①健康保険傷病手当金支給申請書

  • 被保険者記入欄:本人が記入する部分
  • 療養担当者記入欄:医師に書いてもらう部分
  • 事業主記入欄:会社(人事・総務)が記入する部分
    ※退職後に申請する場合、この欄は不要になります。

②場合によって必要になるもの

これらは会社側が主に管理している資料です。

  • 出勤簿・シフト表(休職・欠勤の状況が分かるもの)
  • 賃金台帳・給与明細(給与の支払い状況を確認するため)

申請書の入手方法

傷病手当金支給申請書は、勤務先を通じて入手するか、加入している健康保険組合から直接ダウンロードできます。

  • 勤務先の人事・総務に依頼する
    「傷病手当金の申請書をいただきたいです」と伝えれば用意してもらえます。
  • 健康保険組合の公式サイトからダウンロードする
    あなたが加入している健康保険組合のページに、申請書のPDFが掲載されています。
  • 協会けんぽ加入者の場合
    協会けんぽのサイトからダウンロード、または支部に郵送請求も可能です。

参照:全国健康保険協会「健康保険傷病手当金支給申請書」

注意点

健康保険の種類によって、使う申請書式が異なります。
そのため、「自分が加入している健康保険組合はどこか?」を最初に必ず確認しましょう。

医師に申請書を書いてもらうときの注意点

傷病手当金の審査では、医師が記入する「療養担当者意見欄」が最も重視されます。
この欄の内容が弱いと、ほかの条件を満たしていても、支給が見送られるケースがあります。
確実に受給するためには、医師に正しく状況を伝え、適切なタイミングで依頼することが重要です。

医師に依頼するベストなタイミング

傷病手当金の申請書は、初診の段階では書いてもらうことができません。
初診では症状の経過がまだ確認できないうえ、申請書に“未来の日付”を記載することが制度上認められていないためです。

そのため、実務では 2回目以降の受診 で依頼するのが確実です。
経過が分かっている状態であれば、医師も療養担当者意見欄に必要な内容(労務不能の状況・発症時期・今後の見通しなど)を書きやすくなります。

医師に伝えておくべき情報

診察では、以下のポイントを整理して伝えると、医師も状況を理解しやすく、正確な記載につながります。

  • 仕事内容の具体的な内容
    (例:立ち仕事が多い/対人対応が多い/長時間集中が必要 など)
  • 実際に困っていること・休んでいる理由
    (例:動悸・吐き気で出勤できない/集中できずミスが増える など)
  • 会社を休んでいる期間(いつから休んでいるか)
  • 休職の予定や会社とのやり取り状況

ここで注意したいのは、「傷病手当金のために重く書いてください」などは絶対に言わないこと。
事実を冷静に、客観的に伝えるのがポイントです。

具体的な伝え方や、申請書を通りやすくするコツは、こちらの記事で詳しく解説しています。

医師にどう伝える?傷病手当金申請書を通りやすくする方法|診断書の書き方?

診断書と申請書の違いにも注意

傷病手当金の申請では、「診断書」と「傷病手当金支給申請書」は全く別の書類です。

健康保険組合によっては、

  • 申請書のみでOK
  • 申請書+診断書の提出が必要

といった違いがありますが、診断書は申請書の代わりにはなりません。

診断書は「病名・症状の証明」にとどまり、審査で重視される
“労務不能の状態” は申請書の「療養担当者意見欄」で判断されるためです。

また、会社側が

  • 休職の根拠として診断書の提出を求める
  • 事業主記入欄を書く前に診断書を提出させる

といったケースもありますが、これは会社独自の運用です。

診断書を提出しても、それだけでは申請は完了しません。
傷病手当金には、必ず「医師記入欄(療養担当者意見欄)」が必要です。

会社(事業主)欄の記入依頼方法

在職中に傷病手当金を申請する場合、「事業主記入欄」が空白のままでは申請が進みません。
とはいえ、会社へどう依頼すればいいか分からず手続きが止まってしまうケースは多くあります。

ここでは、依頼の基本スタンスから実際に使える文例までまとめます。

依頼の基本スタンス

まず押さえておきたい重要ポイントは、

傷病手当金は会社が支払うお金ではない
→ 健康保険(協会けんぽ・組合健保)が支給する給付金

ということです。

会社が行うのは、

  • 出勤状況・給与支給状況を正しく記入すること
  • 申請書をまとめて健康保険組合へ提出すること

だけで、金銭的な負担もリスクもありません。

そのため、落ち着いたトーンで丁寧に依頼すれば、多くの会社は通常対応してくれます。

依頼メールの文例(そのまま使える)

件名:傷病手当金支給申請書の事業主記入欄ご対応のお願い

○○部○○課
○○様

いつもお世話になっております。
△△部の□□です。

このたび、健康保険の傷病手当金を申請するにあたり、 事業主記入欄のご記入をお願いしたくご連絡いたしました。
申請書の該当欄に、出勤状況や給与支給状況をご記入いただき、お手数ですが健康保険組合への送付までご対応いただけますでしょうか。
申請書は〇月〇日の出社時に総務宛てにお持ちします。

お忙しいところ恐れ入りますが、どうぞよろしくお願いいたします。

会社が非協力的な場合はどうする?

まれに、「うちでは傷病手当金の申請は対応しない」「申請書には記入しない」など、協力が得られないケースもあります。

ただし誤解しないでほしいのは、事業主記入欄は“求められたら会社が記入する義務がある”項目です。
健康保険法でも、事業主は申請に必要な情報提供を行う立場とされているため、安心して依頼して大丈夫です。

こうしたケースでの具体的な対処法は、こちらの記事に詳しくまとめています。

会社が傷病手当金の書類を書いてくれない!拒否されたときの対処法まとめ

健康保険組合へ提出する方法と提出期限

傷病手当金の申請書は、必要書類がそろったら健康保険組合(または協会けんぽ)へ提出します。
提出方法はシンプルですが、いくつか注意点があります。

提出方法

傷病手当金の申請書は、在職中か退職後かで提出の流れが変わります。
手続きミスを防ぐため、この区別は非常に重要です。

在職中の場合

在職中は、会社(総務・人事)に提出します。

会社が事業主記入欄を記載し、そのまま保険者へ郵送してくれます。
会社へ提出する方法は「持参」「社内便」「社内メール」など会社の運用に従えばOKです。

退職後の場合

退職後は会社を経由しないため、本人が直接、健康保険組合(または協会けんぽ)へ郵送します。

郵送で提出する際のポイントは次のとおりです。

  • 申請書のコピーを必ず手元に残す
    → 審査中の問い合わせや紛失に備える。
  • 追跡できる方法で送る
    → 簡易書留・レターパックライト・レターパックプラスが安全。
  • 封筒に「傷病手当金支給申請書 在中」と明記
    → 書類仕分けで迷子になりにくくなる。

参照:全国健康保険協会「申請書の提出先」

提出期限

傷病手当金には明確な時効があり、支給対象となった期間の翌日から2年 が申請期限(=時効)となっています。
この2年を過ぎると、法律上どれだけ事情があっても受給できません。

時効の例

2025年1月分の傷病手当金
 → 2027年1月末頃までが申請期限

退職後は会社の記入欄が不要になるため「まとめ出し」しがちですが、退職後は制度がやや複雑になる点に注意が必要です。

退職後の扱いについてはこちらも参考にしてください。

退職後に傷病手当金をもらいながら求職できる?失業手当への上手な切替方法

よくある不備と再提出を防ぐポイント

傷病手当金の審査では、ちょっとした記載ずれや押印漏れだけで差し戻しになるケースが珍しくありません。
特に在職中と退職後では書類の扱いが変わるため、実務では“もったいない不備”が起きがちです。

ここでは、実際に起こりやすい記入ミスと、再提出を防ぐチェックポイントをまとめます。

ありがちな不備例

1. 休業期間と労務不能期間の日付がズレている

  • 医師欄:10/1〜10/31(初診が10/1のため)
  • 本人欄:9/28〜10/31

この場合、支給されるのは医師が労務不能と認めた10/1以降のみです(※初診後の待機3日間は支給対象外)。
9/28〜9/30は医師の判断がないため、不支給となります。

2. 待機3日間が連続になっていない

待機3日(=連続する3日間の休業)は、初診日の翌日以降に連続して取る必要があります。

この3日間は「実際に働けなかった日」である必要があるため、遅刻、早退、時短勤務、半日勤務などが混ざると待機が成立しません。

一方で、有給休暇(有休)、会社の休日(公休)は「労務に服していない日」として扱われるため、待機に含めても問題ありません。

3. 給与支給状況の記載ミス

  • 有給を使ったのに「給与支払いなし」と記載
  • 会社から休業手当が支給されているのに、給与ゼロで申請

など、給与と実態が合わないと審査に通りません。

4. 押印・署名の漏れ

  • 本人記入欄の記入漏れ
  • 事業主記入欄の押印漏れ
  • 医師欄の署名忘れ

など、どれか一つでも空白があると再提出になります。

不備を防ぐチェックリスト

提出前に、最低限次のポイントは確認しましょう。

  • 医師欄・事業主欄・本人欄で日付の整合性が取れているか
  • 待機3日間が「完全に連続した休業」になっているか
  • 給与支給状況(有給・休業手当)が正しく反映されているか
  • 押印・署名漏れがないか
  • 申請期間に過不足(1日足りない / 1日多い)がないか

特に日付のズレは最も多い不備の一つで、審査遅延の原因になります。
不支給リスク全体を網羅的に知りたい場合は、こちらの記事が参考になります。

傷病手当金がもらえない!?不支給になる8つの理由と対策を徹底解説

申請書の記入例とチェックポイント(画像付き)

傷病手当金の申請書は、被保険者記入欄・事業主記入欄・療養担当者(医師)記入欄の3つで構成されています。
それぞれ書く内容が異なるため、まずは全体像を把握することが大切です。

今回は加入者数が最も多い「協会けんぽ」の申請書を例に、書き方をわかりやすく解説します。

参照:全国健康保険協会「傷病手当金支給申請書の記入の注意点(令和7年6月作成版)」

① 被保険者記入欄の書き方のポイント

傷病手当金申請書の 1.2ページ目は本人(被保険者)が記入する欄 です。
1ページ目は「基本情報(氏名・住所・保険者番号・振込口座)」を書くパート、
2ページ目は「休業期間・仕事内容・初診日・報酬の有無」など、審査で重要な内容を書くパートです。

特に2ページ目はミスが多いため、協会けんぽの記入例を参考にしながら、押さえるべきポイントを分かりやすくまとめます。

  • 申請期間
    ・医師が記入した「労務不能期間」と必ず合わせて記入する
    待機期間(連続3日間の休業)も含めて記入する
    ・未来の日付では申請できない
    ・毎回必ず記入する(2回目以降も同じ)
  • 仕事内容
    ・具体的に記入する(例:「経理担当」「接客業」「ライン作業」など)
    退職日後の申請でも必ず毎回記入する
  • 傷病名
    毎回必ずチェック(レ点)を入れる
  • 発病・負傷年月日
    医師の記載と合わせて記入する
    ・毎回必ず記入する
  • 傷病の原因
    ・労災や通勤災害ではない場合「1」 と記入(=業務外)
    ・毎回必ず記入する
  • 報酬(給与)の有無
    ・申請期間中に1日でも出勤・有休・休業手当などがある場合、①-1 も ①-2 も「1」と記入
    (報酬あり)
    ・退職後などで報酬がまったくない場合、①-1 のみ「2」と記入、①-2 は空欄
    誤って①-2にも「2」を書くケースが多いため注意

② 事業主記入欄のポイント

在職中に申請する場合、3ページ目は会社が記入する欄です。
退職後は会社記入欄が不要になるケースがほとんどですが、在職中は必須になります。

  • 勤務状況
    ・本人が記入した申請期間を含む年月をそのまま記入
    ・出勤した日は「〇」を記入(早退・遅刻・半休などの細かい区分は記入不要)
    申請期間内に休業手当・有給などで報酬が発生していた場合は、その「期間」と「金額」を記入
  • 事業主証明日は「申請期間の最終日以降」で記入
    ・未来日での記入は不可(例:申請期間が月末まで→翌月1日以降の日付で記入
  • 会社情報(所在地・名称・事業主名・電話番号)を記入、または会社印を押す

③ 療養担当者(医師)記入欄のポイント

4ページ目は医師が記入する、最も重要な審査資料です。
労務不能の期間・傷病名・療養の必要性など、支給可否を左右する情報がここに書かれます。

  • 必ずすべて医師が記入するページ。空欄があると申請不可。
  • 労務不能と認めた期間が明記されているか確認
    ・未来日での記入は不可
    ・「労務不能と認めた期間」と、本人記入欄(2ページ)の申請期間が一致している必要がある
  • 傷病名が正しく記載されているか確認する
  • 症状・経過・治療内容などが具体的に記載されているか確認
  • 医療機関証明日は「労務不能と認めた期間の最終日の翌日以降」で記入する
    (例:最終日が2月9日 → 証明日は2月10日以降)
  • 医療機関情報(所在地・名称・医師氏名・電話番号)を記入、または医療機関印を押す

申請後にやるべきこと(支給時期・問い合わせ方法)

傷病手当金は、申請からおおむね1〜2か月程度で支給されるのが一般的です。
ただし、申請が混み合う時期や、書類に不備があった場合は、さらに時間がかかることがあります。

なかなか振り込まれないときの問い合わせ方法

「いつまで待っても振り込まれない…」という場合は、加入している健康保険組合 or 協会けんぽ支部に電話で確認してみましょう。

問い合わせの際は、次の3点を手元に準備しておくとスムーズです。

  • 被保険者証番号
  • 申請した期間(例:2025年5月分)
  • 申請書を送付した日

かなか振り込まれない場合の原因や、いつどこへ問い合わせればよいのかは、こちらの記事でさらに詳しくまとめています。

傷病手当金が遅い…生活できない!振込遅延の理由と対処法を徹底解説

退職後の人は「失業保険との関係」にも注意

退職後に、傷病手当金と失業保険(基本手当)の両方の受給を視野に入れている場合は、申請の順番・タイミングによって受給総額が変わる場合があります。

どちらを先に申請すべきか迷う人は、以下の記事もあわせて確認してください。

傷病手当金が終わったらどうする?失業保険への切り替え方と金額を解説!

まとめ|正しい申請手順を理解すれば、受給は難しくありません

傷病手当金の申請は複雑に見えますが、実際に重要なのは次のポイントだけです。

  • いつ申請するか(初回は待機3日+4日目以降の休業が出てから)
  • どの書類を使うか(加入している健康保険の申請書を使用する)
  • 本人・会社・医師の記載内容がそろっているか
  • 提出後の支給時期を把握し、遅ければ保険者へ確認する

この4つを押さえておけば、スムーズに申請が進み、不支給リスクも大きく減らせます。

とはいえ、「申請の進め方がわからない」「支給申請書の書き方に自信がない」「自分のケースで本当に申請できるのか不安」といった場合、ひとりで抱え込むと手続きが止まってしまいがちです。

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