求職活動実績の裏ワザはある?「してるふり」はバレる?確認方法と楽に済ませるコツ

求職活動実績について、

「してるふりってバレるの?」
「ハローワークはどこまで確認している?」
「できるだけ負担を減らす方法はある?」

と不安に感じていませんか。

結論から言うと、虚偽の申告は不正受給と判断されるリスクがあります。
一方で、制度上認められている方法を正しく使えば、無理なく実績を積むことは可能です。

この記事では、求職活動実績の基本ルールから、ハローワークの確認方法、
そして“認められる範囲で楽に済ませるコツ”までをわかりやすく解説します。

失業保険(基本手当)の仕組みや申請から受給までの流れを体系的に理解したい方は、
まずは以下の記事で全体像を押さえておくと安心です。

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育子(元ハローワーク職員)
執筆者
育子(元ハローワーク職員)
ハローワークの窓口で10年以上、数千件に及ぶ相談・審査業務を担当。制度の複雑さや情報の少なさが原因で、自分に合った選択肢や権利を逃してしまう方を大勢見てきました。現場を知り尽くした元職員の視点から、公的制度の正しい活用法や、後悔しないための働き方のヒントとなるような情報を、実務経験に基づき分かりやすくお伝えします。
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求職活動実績を出さないとどうなる?

失業保険(基本手当)を受給するためには、
原則として認定期間ごとに2回以上の求職活動実績が必要とされています。

この実績を満たせない場合、
「求職活動を行っている」と認められず、失業の状態と認定されません。
その結果、その期間分の手当は支給されません。

さらに注意したいのが、実際には行っていない活動を申告するケースです。
虚偽の申告が発覚した場合は、不正受給と判断される可能性があり、

  • 受給額の返還
  • 延滞金の加算
  • 今後の給付停止

といった不利益が生じることもあります。

失業保険は、あくまで「働く意思があり、求職活動を行っている人」に対して支給される制度です。何もせずに受け取り続けられるものではない、という点はしっかり押さえておきましょう。

失業保険の不正受給の5パターンを紹介!不正受給をした場合のリスクについても徹底解説

「してるふり」はバレる?ハローワークの確認方法

結論から言うと、求職活動を“しているふり”だけで乗り切るのはリスクが高いと考えるべきです。
ハローワークは、単に自己申告を受け取るだけでなく、一定の確認を行っています。

ここでは、実際にどこを見られているのかを整理します。

① 失業認定申告書の記載内容

認定日に提出する「失業認定申告書」が、求職活動確認の基本資料になります。

ハローワーク所定の失業認定申告書はこちらです。

ハローワークでは、この申告書に記載された内容をもとに、

  • いつ活動したのか
  • どこに応募・相談したのか
  • どのような方法で行ったのか(窓口相談・Web応募など)
  • 何件活動したのか

といった具体性を確認します。

記載があいまいだったり、毎回まったく同じ内容だったりすると、
窓口で詳細を聞かれることがあります。

② ハローワーク内の相談・紹介履歴

ハローワークでの職業相談や職業紹介は、システムに履歴が残ります。

そのため、

  • 「相談した」と書いているのに履歴がない
  • 紹介件数と申告内容が一致しない

といったズレがあると確認対象になります。

実際に相談や紹介を受けていれば、特に問題になることはありません。

③ 応募内容の整合性

企業への応募を実績として申告した場合、

  • 実在する企業か
  • 業種や地域が不自然でないか
  • 応募方法に矛盾がないか

といった点が見られることがあります。

あまりに不自然な内容や、架空の企業名が記載されている場合は、
追加確認が行われる可能性があります。

④ 必要に応じた企業への確認

頻繁にあるわけではありませんが、
不自然な申告が続く場合などには、応募先企業へ確認が行われることもあります。

虚偽申告が発覚すると、

  • 不正受給と判断される可能性
  • 受給額の返還
  • 延滞金
  • 給付停止

といった重いペナルティにつながる可能性があります。

失業保険の不正受給はバレる?バレない?調査方法・時効・実際の事例まで徹底解説!

求職活動として認められる実績

失業保険(基本手当)を受給し続けるためには、
制度上「求職活動」として認められる行動を行う必要があります。

代表的なものは、次のとおりです。

  • ハローワークでの職業相談、職業紹介の利用
  • 企業応募面接(Web応募を含む)
  • ハローワーク主催セミナーへの参加
  • 公共職業訓練への出願・受講

これらは、ハローワークでも一般的に実績として認められている活動です。

参照:厚生労働省「失業の認定における求職活動実績となるもの」

重要なのは、単なる形式ではなく「就職する意思がある活動」であること
そして客観的に確認できる記録が残っていることです。

たとえば、Web応募なら確認メールや応募完了画面の保存
セミナー参加なら受付記録など、あとから説明できる状態にしておくと安心です。

「これは実績になる?」と迷う場合は、自己判断せず事前にハローワークへ確認しておきましょう。

ハローワークの説明会とは?内容・時間・服装・欠席時の対応まで徹底解説

求職活動として認められないケース

一方で、求職活動として認められない行動もあります。

たとえば、次のようなケースです。

  • 求人サイトを見ただけ(応募していない)
  • SNSで「仕事探しています」と投稿しただけ
  • 実際には応募していない企業名を記載する
  • 活動回数を水増しして申告する

これらは、客観的な記録や実態が確認できないため、原則として実績にはなりません。

とくに注意したいのが、「少しくらいなら大丈夫だろう」という軽い気持ちでの虚偽申告です。
確認の結果、不正と判断されれば、不認定や不正受給扱いになる可能性もあります。

参照:ハローワークインターネットサービス「不正受給の典型例」

認められる範囲でラクに済ませる“裏ワザ”はある?

結論から言えば、不正をする裏ワザはありません。
しかし、制度上きちんと認められている方法を使えば、負担を最小限に抑えることは可能です。

ここでは、実務上よく使われている“合法的な工夫”を整理します。

① 「職業相談」を軸にするのが最も効率的

求職活動実績は、ハローワークでの職業相談だけでもカウントされます。

  • 窓口相談
  • 電話相談
  • オンライン相談

いずれも正式な実績です。

求人応募を無理に増やすよりも、

  • 仕事の探し方の相談
  • 履歴書・職務経歴書の添削
  • 希望条件の整理

といった相談を活用する方が、精神的負担は軽くなります。

② セミナー参加で確実に1回分を確保

ハローワーク主催の就職セミナーは、原則1回で1実績になります。
時間も短く、記録も自動で残るため、「とりあえず1回分を確保したい」というときに有効です。

③ Web応募は証拠を保存する

Web応募も実績になりますが、証明できなければ意味がありません。

  • 応募完了メールの保存
  • 応募画面のスクリーンショット
  • 企業名・日時のメモ

ここまでやって初めて“安全な実績”になります。

④ 就職困難者なら月1回でOKになる

就職困難者に認定されている場合、
通常「月2回以上」必要な求職活動が月1回で足りる特例があります。

該当する可能性がある方は、事前に確認しておくことで負担を大きく減らせます。

就職困難者と認定されると失業保険が長くもらえる?条件・手続き・意見書のポイントまで解説

認定日のよくある失敗と対処法

失業保険の支給が止まる原因は、実は“うっかりミス”がほとんどです。
特に多いのが、次の3パターンです。

① 実績ゼロで認定日を迎える

認定期間内に求職活動実績がない場合、その期間は「不認定」となり、手当は支給されません。

対処法

  • 早めに職業相談を入れる
  • Web応募を行い、証拠を残す
  • 「最低2回」を基準に余裕をもって行動する

迷ったら、認定日前にハローワークへ相談しておきましょう。

② 証拠を残していない

Web応募やオンライン面談は実績になりますが、
応募完了メールやスクリーンショットがないと確認できません。

対処法

  • 応募完了画面をスクショ保存
  • 確認メールは削除しない
  • 可能なら印刷して持参

「やった」だけでなく、「確認できる状態」にしておくことが重要です。

③ 書類を忘れる

失業認定申告書や証明資料を忘れると、その日に認定が受けられないことがあります。

対処法

  • 認定日前日に持ち物チェック
  • 書類はひとまとめに保管
  • 当日は時間に余裕を持って来所

多くの失敗は、前日に確認する習慣をつけるだけで防げます。
特別なテクニックよりも、「基本を確実に押さえること」が一番の近道です。

再就職手当を狙うなら、求職活動は重要

再就職手当は、所定給付日数が一定以上残っている段階で再就職した場合に支給される制度です。
つまり、「早く・確実に再就職できるかどうか」が金額に直結します。

そのため、認定を通すためだけの形式的な活動ではなく、
実際に就職につながる行動を積み重ねることが結果的に最も合理的です。

  • 自分の条件に合う求人を絞って応募する
  • 職業相談で求人の紹介を受ける
  • 履歴書や職務経歴書をブラッシュアップする

こうした積み重ねが早期就職につながり、再就職手当の受給にも直結します。
求職活動の質を高めることが、結果的に最大の近道になります。

参照:ハローワークインターネットサービス「就職活動の進め方」

再就職手当(就職祝い金)とは?受給条件と申請手続きの全て|早く働いた方が得?

よくある質問(FAQ)

Q. 求職活動は毎月2回、必ず必要ですか?
A. 原則として、認定期間ごとに2回以上の求職活動実績が必要です。
ただし、就職困難者と認定されている場合など、一部例外では回数が緩和されるケースもあります。ご自身の状況によって扱いが異なるため、事前に確認しておくと安心です。

Q. ハローワークに行かなくても実績は作れますか?
A. はい、可能な場合があります。
Web応募やオンラインでの職業相談も、条件を満たせば求職活動実績として認められます。
ただし、応募完了メールや相談履歴など、確認できる記録を残しておくことが重要です。

Q. 認定日に実績が足りなかったらどうなりますか?
A. 原則として、その認定期間は不認定となり、手当が支給されない可能性があります。
実績不足に気づいた場合は、自己判断せず、できるだけ早くハローワークへ相談することが大切です。

まとめ|求職活動は「正しく理解すれば難しくない」

求職活動実績は、失業保険(基本手当)を受給し続けるための重要な条件です。

「しているふりで乗り切れるのでは?」と考えてしまう方もいますが、
ハローワークでは申告内容や相談履歴などをもとに一定の確認が行われています。

一方で、制度上認められている方法を正しく使えば、
必要以上に負担をかけずに実績を積むことは可能です。

大切なのは、

  • 認められる活動内容を理解すること
  • 記録をきちんと残すこと
  • 不安な点は事前に確認すること

制度を正しく理解し、無理のない形で求職活動を進めていきましょう。

「自分の場合は実績として足りているのか不安」
「就職困難者に該当するか知りたい」
「再就職手当まで見据えて動きたい」

といったお悩みがある方は、早めに整理しておくことが大切です。

状況に応じた具体的な対応を知りたい方は、お気軽にご相談ください。

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